現在の日本は、先進国の中でも著しく生産性が低いことが問題となっており、国を上げての「働き方改革」が推進されはじめました。働き方改革を推進するために、クラウドシステムやSFAなど、多くの仕組みが注目を集めていますが、その中でも最も期待されているのがRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)です。

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なまけもの

RPAは単純かつ大量な生産性の低い業務を、ロボットによって代替できる新しいシステムのこと。

RPAの市場規模は、2017年に35億円を記録し、2022年には400億円まで成長する(ITR調べ)ことが確実視されており、いかに期待されているかがわかります。
引用元: https://www.itr.co.jp/company/press/181025PR.html

そのRPAの中でも、純国産RPAシステムとして、すでに数多くの実績を挙げているのがWinActorです。

完全な日本語環境で操作できる上に、ノンプログラマーでも操作できる、あらゆる環境が整っている点が最大の魅力。本稿では国内で高いシェアを持ち、多くの企業から支持されているWinActorについてくわしく解説します。

WinActorとは

WinActorは仕組みとしてはデスクトップ型のRPAで、インストールしているPCからのみ操作するタイプ。現在のようにRPAが注目されていなかった、2010年に提供を開始している、業務自動化システムのパイオニア的なサービスだといってもよいでしょう。海外製が多く、未だに日本語環境で利用できないRPAシステムが多い中、純国産のためにすべて日本語環境で操作できる点が魅力。

純国産のRPAシステムを選ぶなら国内シェア率No.1の実績を持つWinActorがお勧め!

現在では英語環境にも対応し、今後はさらに多くの言語にも対応予定のため、母国語が日本語以外の社員にも対応可能となるでしょう。また業務フローさえ把握できれば、ノンプログラマーでも十分に操作できる直感的なシステムである点にも注目。典型的な自動化できる業務フローであれば、ライブラリなども充実しており、ロボット作成も非常に簡易で、シンプルな業務なら導入初日から自動化も可能なほどです。このようにWinActorは、RPAの中でも導入しやすく実績も多いため、これからRPA化を進めるのであれば、まず検討しておきたいシステムだといえます。

WinActorが得意とする業務

WinActorだけでなく、RPAシステム全般が得意とするのは「単純かつ大量で反復する業務」です。このような大量で単純な作業を繰り返し行う業務は、どんな業種にでも発生するものですよね。

  • 経費精算
  • 日報入力
  • 定形の見積書の作成
  • ライバルサイトでの情報収集
  • 動画・写真のアップロード作業

これらは一例ですが、共通しているのは「大切な業務でありながら生産性が高くないこと」ではないでしょうか。誰かがやらなくてはならない業務ではあるものの、直接的な利益を生み出しにくいうえに、時間を取られるもの。問題なのは、人は単純作業の繰り返しで集中力を保ちにくく、必ずミスをしてしまうことです。

ミスが起こればその場所を探すために、さらなる時間を取られ、業務の品質を低下させる要因にもなります。ですがWinActorのロボットであれば、同じ作業を正確で高速に、しかもミスなく24時間続けることも可能。

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なまけもの

つまり、WinActorの導入により、業務の生産性と質が劇的に向上するということです。

WinActorが苦手な業務

WinActorが苦手な業務はつぎの2つです。

  • 複雑でフローの変更が多い業務
  • 能動的な判断を伴う高度な業務

これもRPA全般に当てはまることですが、複雑でフローを頻繁に変更する業務には向いていません。

なぜなら変更が伴うたびに、ロボットの設定も見直しが必要だからです。頻繁に見直しが発生すれば、かえって負担が増えてしまう恐れもあるでしょう。またWinActorのロボットは思考ができないため、曖昧な条件に能動的な判断を伴う高度な業務には対応できません。近い未来にAIが普及すると、自律的に判断をしながら業務を自動化できるとされていますが、現時点ではまだ未対応です。

業務フローを見直すと自動化できる業務も

WinActorが複雑で変更の多い業務フローは苦手なことは前述のとおりですが、業務フローを見直すことで、複雑そうに見える業務にも対応できるケースが多々あります。一見すると複雑そうな業務でも、作業を最小単位で分解すると、じつは単純作業を組み合わせただけのケースも多いのです。

そのため業務ごとにロボットを作成し、現時点で対応できそうにない部分だけを人が介在したり、フローをそのものを見直して単純化できれば、RPA化できる業務も多いでしょう。WinActorの導入を成功させた多くの企業でも、小さな業務からRPA化を成功させ、段階的に複雑そうに見える業務のRPA化まで実現しています。

WinActorのメリット

WinActorの導入には、つぎのようなメリットがあります。

  • 完全な日本語環境での利用が可能
  • ライブラリなどが充実しており直感的なロボット作成が可能
  • デスクトップ型のためセキュリティが強固
  • WinActorに付随するさまざまなソリューションで拡張が可能
  • 1台ごとの利用のため試験導入が容易

このように純国産のRPAだけあり、国内企業での利用に最適な使い勝手のよさだといえるでしょう。

初めての導入なのにもかかわらず、日本語環境で利用できないとなれば不安ですよね。また多くの企業では、ITに精通した部門がないケースもありますが、WinActorをはじめとしたRPAは、ノンプログラマーでも利用できるのが強み。現場の業務を知り尽くした担当者がロボットを作成できることは、業務の自動化を推し進める重要な要素となるでしょう。

もちろんプログラミングができる担当者が扱えば、WinActorはさらにできることが広がります。ほかにもインストールしたPCのみで利用できることも、セキュリティの高さを担保する重要な要素。WinActorは行政や銀行にも採用されていますが、セキュリティ面の問題がクリアされていなければ、これらの重要機関で採用されることもなかったでしょう。

それはあなたの企業で利用する場合も、高いセキュリティ性が確保されるということ。万が一外部へ機密情報が流れるなどの問題が発生すれば、たとえシステム側のトラブルとはいえ、会社の信頼を大きく損ねます。

WinActorのデメリット

もちろんWinActorには、デメリットも存在します。それはつぎの通り。

  • 複雑な業務フローには向かない
  • 業務フローを変えなければならないケースもある
  • 最低限のITリテラシーが必要
  • 野良ロボットが発生する場合がある
  • インストールしたPC以外で使えない

RPA全般にいえることではありますが、WinActorは複雑な業務には向いていません。

社内で負担となっている業務にRPAを利用する場合、これまでの業務フローから変更を加えなければならないこともあるでしょう。ここに現場の反対が起こるケースも考えられ、慎重な導入が求められます。

また現場の担当者レベルでも扱えることがRPAの最大の特徴ですが、もちろん最低限のITリテラシーは必要でしょう。ExcelやWordなどのオフィスソフトを利用できることや、かんたんなマクロを記録できるレベルのリテラシーがあれば、すぐに使いこなせるようになるはずです。

ほかにはインストールしたPCでなければ利用できないことも、セキュリティの高さなどのメリットはありますが、そのPCでしか作業できないのはデメリットにもなり得ますよね。この点については、セキュリティとのトレードオフともいえるでしょう。なおほかの複数台のPCにWinActorをインストールすれば、PC間を越えた自動化も実現可能です。

WinActorの難易度と資格

WinActorはベンダーや代理店からレクチャーを受けるだけでも、ある程度利用できるようになるはずです。プログラミングを使わない程度のRPA化であれば、そこまで難易度も高くなく、ほとんどの担当者が使いこなせるツールだといえます。ですができれば社内に精通した人材がいると安心できますよね。そこで運用をはじめたあとに、取得しておきたいのが「RPA技術者検定」と呼ばれる検定試験です。

  • 入門講座
  • アソシエイト
  • エキスパート
  • プロフェッショナル

この4つのレベルからなる検定で、現場担当者レベルであればアソシエイトまで、システムやIT部門レベルであればエキスパートまで取得しておくと、実務で役立つ機会がとても多いでしょう。

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なまけもの

プロフェッショナルに関しては、2019年4月現在では一度も開催されていませんが、追って開始されるはずです。

【RPA技術者検定】WinActorを使いこなすためのRPA技術者検定とは?

WinActorの料金・価格感

WinActorは業務システムですから、コンシューマ向け製品のように、価格が一律というわけではありません。規模の大きさ次第で価格も変動するため、一概に固定されたものではありませんが、パソコン1台あたりの一式で年額90万円前後です。もちろんこの価格は純粋なシステム一式の価格で、導入サポートやコンサルティングまで受ける場合は別料金となります。

一見すると高いように感じますが、一式の導入で数百万円から数千万円規模の海外製RPAシステムとくらべると、かなり安価で導入しやすい規模。単純で大量の作業のために、人を新たに雇うよりもはるかに安価なコストです。もちろん多くの業務に適用できるため、数人以上の人を雇うよりもコストパフォーマンスが高いことは確実でしょう。

どうやってWinActorの情報を集めるか

WinActorに興味を持ち、これからどうやって情報を集めるべきかといえば、以下の方法があります。

  • 当サイトを含めてウェブサイトで情報収集する
  • セミナーや研修会へ参加する
  • ベンダーや取扱店へ連絡する

どんな方でも、まずはウェブサイトでの情報収集をするのではないでしょうか。ウェブサイトだけでもかなり情報があるため、大半の知識は得られるはずです。ですがウェブサイトで学べることには限界があるため、時期にセミナーや研修会への参加が必要となるでしょう。また最終決定前には、ベンダーや取扱店へ相談し、実際にデモを見せてもらったり、直接質問をするなどのオリエンテーションも必要です。

業務自動化JPの運営を行う株式会社ベンチャーネットでもWinActorのセミナーや研修会の情報提供のほか、RPAに関するご相談も承っていますので、お気軽にご相談下さい。

Win Actor導入・教育・シナリオ作成

  • まずはWinActorに触れてみよう(セミナー募集)
  • WinActorを導入してみよう(導入サポート)
  • WinActorをさらにつかってみよう(シナリオ作成)
WinActor®はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。